2011年12月16日金曜日

judgement


「ウイスキーは飲んだらなくなる。だから、見つけて飲みたいと思ったら、すぐに飲め。次はもうないかもしれない」
こんな会話をバーの中で聞くことがあります。

写真のボトルはアイラモルト”ラガブーリン”のヴィンテージボトルです。
勧めてくれたバーテンダーによればボトリング(瓶詰め)から30年以上経ってるかもしれない、とのこと。
私より先輩ですね(笑)

このラガブーリンは現行ボトルと比べて香りは穏やか。
そして、味は複雑に感じました。

ただ、私には少し早かったかもしれない。
美味しいのだけれども、その美味しさが本当に分かっているのだろうか、自分は”ラガブーリン”という銘柄だけで味を判断しているのではないだろうか、という想いが起きました。
冒頭の言葉通りなら、飲むこと自体は間違いではないのですが、仮にこのボトルがこの世からなくなったとしても、現行ボトルを20年後、30年後に飲むことはできるかもしれない。
そのとき自分はどう思うのか、それはちょっと楽しみになりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿